お悩み解決。華麗にメイクオーバー!#3

NY ジャピオン 631号 掲載

 読者モデル: 陸橋英子さん 28歳

お悩み:まゆ毛、まつ毛の色素が薄い

なりたいイメージ:薄い感じのさわやかメーク

今回のポイント:アイブロウペンシルは眉の色より明るめのものを選ぶこと、また、アイブロウペンシルは毛先が細いものを選ぶと、毛ごとに描くのに適しています。

製品紹介左から右へ

  • スマッシュボックス(ハイ デフィニション)

  • MAC(アイブロウ クレヨン/フリング)

今回のモデル英子さんは、自分でメイクをするときの悩みがあるそうです。眉毛とまつ毛の色が薄いため、顔の印象がガラリと変わってしまうのだそうです。ヘアメイクアップアーティストのサカイ愛さんは、「作り込み過ぎない、ちょっと手抜きのメークというコンセプトにしましょう。」

まずは、日焼け止めSPF15入りで毛穴やシワを目立たなくするオイルフリーのジェルファンデーションを使用。スキンケアの後、下地や日焼け止めなど他のアイテムを使わなくても済むので、手抜きができる優れものです。

目のキワまで塗ることと(必要であれば顔全体に)均一に塗ることを忘れないようにすることが大切。

色素の薄いまゆ対策

アイブロウペンシル選びでは、自分の眉の色よりも明るい色を選ぶことが大切です。愛さんはMACのフリンジという色を英子さんのために選びました。自然な仕上がりで、きれいな眉が描けるのでおすすめです。眉毛は均一に塗りつぶさず、一気に描き過ぎない様に。眉毛を一本一本描き足す様なイメージで描きます。

 

涼しげな目元の演出

手抜きメイクで新鮮なナチュラルメイクにするコツは、アイラインです。黒のアイラインを引くと目元が強調されすぎてしまうので、アイラインの上と下はブラウンのアイライナーを使います。まぶたを持ち上げ、まつ毛の根元ラインの内側と外側にアイラインを引きます。

アイラインを長めにするには2~5mmを目安に、目尻から長めに引きます。こうすることで、目が自然に大きく見える様になります。アイラインは目尻から目頭に向かって2/3程度の長さまで引きます。アイラインを引いたことがない人は、ペンシルアイライナーから始めるとよいでしょう。アイシャドウは、目尻の際に少しつけてぼかす様に塗ると、自然なアイメイクになります。まぶた全体に均一に塗ると、濃い印象になりやすいです。

二重まぶたの幅が広い人は、アイシャドーをつける幅を意識して狭く塗り、目を開けて色の出方を確認しましょう。お好みで塗り足してください。普段のメイクや手抜きをしたいときは、これくらいで十分です。

今回の英子さんの場合は、単体のつけまつげを自然に見える様につけ、オレンジがかったピンクベージュの口紅でかわいらしく仕上げ、メイクアップは完成しました。