お悩み解決。華麗にメークオーバー!#5
NY ジャピオン 633
号 掲載
読者モデル: 佐々美砂子さん 41歳
お悩み:ファンデーションのムラ
なりたいイメージ:40代のナチュラルメイク
今回のポイント:立体的なアイシャドウで目元をパッチリさせる
製品紹介左から右へ
スマッシュボックス(フォトフィニッシュ カラーコレクティングブレンド)
MAC リップスティック(ラスター リップスティック/ハグ ミー)
今回のモデルの美砂子さんは、ファンデーションを均一に塗れないことに不満を感じているのが悩み。ベースメイクを上手に仕上げる方法を知りたいそうです。
ヘア&メイクアップアーティストのサカイ愛さんは、化粧水を含ませたコットンで美砂子さんの顔をパッティングすることから始めます。さらに保湿力の高いクリームを使いながら、顔全体をマッサージします。これは、目の下のクマを解消し、血行を促進することで、肌の色を明るくするため。こうすることで、ファンデーションのノリがよくなるのだそう。
次に、スマッシュボックスのフォトフィニッシュ カラーコレクション/アジャストを美砂子さんの赤みがかった部分に塗る。この下地は、肌をなめらかにし、シワやシミ、赤みをカモフラージュする効果があるそう。
ファンデーションの塗り方
ファンデーションはクリームタイプを使用。まず、顔の中で一番面積の広い頬と額に、ファンデーションブラシを使ってムラなく塗る。スポンジを使うと跡がつきやすいので注意。
次に、顔の中心部分から少なめにファンデーションを塗ります。最後に、目元にファンデーションを塗ります。目の周りの皮膚はとてもデリケートなので、指の腹を使ってファンデーションを塗るのがおすすめです。
ファンデーションを塗ったら、最後にスポンジで顔全体を優しく押さえると、肌とファンデーションが一体化し、カサつきが気にならなくなります。
その後、必要な部分をコンシーラーでカバーします。茶ぐまには黄色いコンシーラーを、青みにはオレンジのコンシーラーを、赤みには緑のコンシーラーを使う法則を覚えておくと便利です。
大人のナチュラルメイク
40代女性向けのナチュラルメイクが今回のテーマです。
例えば、ラメの強いアイメイクや口紅は20代のときは元気よく見えても、40代の女性にはなじまない印象になりがち。美砂子さんには、上品なパール系のオフホワイをハイライトに使い、顔を明るく見せてくれるものを選びます。
次に、マットなチョコレートブラウンのアイシャドウを目尻とまつ毛の際が濃くなるように中央に向かってぼかし、中央は薄めに仕上げます。
立体感を出すために、鼻筋の両脇に自分の肌色より濃いめのマットなアイシャドウを使用します。
明るめのベージュピンクの口紅を選び、メイクアップを完成させました。